インターネットを活用した採用活動コラム

Column

採用コラム

採用コラム

その質問で見抜く! 知っておくべき面接の質問とNG例!

その質問で見抜く! 知っておくべき面接の質問とNG例!

採用面接の質問は、応募者の適性を見抜く大事な役割。
できるなら、面接時の質問をしっかり決めて、ミスマッチのない採用をしたいですよね。

しかし、面接時の質問がうまくいかず、入社後のミスマッチ・早期離職・会社への不信感になるリスクもあります。

今回は、採用面接で、具体的にどんな質問をすれば良いのか。
また、面接時に聞いてはいけない、NG質問例もお伝えします。

適性を見抜く! 面接の質問5つ

質問は、「応募者の適性を見抜く、入社意欲を上げること」が目的です。
ここからは、すぐに使える質問例5つを紹介します。

質問1「自己紹介をお願いします。」

まず、面接の始めに使いやすい質問です。
応募者の「端的で合理的に説明できるスキル」を判断できます。

質問2「1カ月以上休みがあれば、なにをしますか?」

応募者の「人柄」「論理的に説明するスキル」を判断できます。
ただし、あまり踏み入った話をすると、応募者のプライベート領域に行き過ぎる可能性もあるため、聞き方には慎重さが必要です。

質問3「弊社の企業理念について、ご意見ください。」

応募者の「志望度」「企業理念に共感できるか?」を判断できます。
企業研究をしっかりと行っている応募者は、「準備も周到で志望度が高い」と言えますよね。
企業理念への共感度を知る事は、ミスマッチ防止に役に立つため参考に聞くと良いでしょう。

質問4「挫折経験はありますか?どのように乗り越えましたか?」

「ストレス耐性」と「セルフマネジメント」を判断できます。
問題発生した時に、「どのように解決できたか」その方法と、「気持ち」を知る事で、「その人に合う働き方があるかどうか?」を考える上で参考になるでしょう。

質問5「人間関係でトラブルが発生した時、どう対応しますか?」

「コミュニケーション能力」「問題解決力」を判断できます。
人間関係のトラブルは、どこでも起こりえる事。
具体的にどのような対応をするかで、入社後で起こりえる、顧客・社内・外部・‥など対人スキルへの考え方も分かるでしょう。

聞いてはダメ! 面接の質問NG集

応募者の適性を見抜く為に、なんでも質問しても良いという訳ではありません。
厚生労働省が「面接時に聞いてはいけない質問」を公表しています。

  • 本籍・出生地に関すること
  • 家族に関すること
  • 住宅状況に関すること
  • 生活環境・家庭環境に関すること
  • 宗教・支持政党・人生観・生活信条に関すること
  • 尊敬する人物・思想に関すること
  • 労働組合に関する情報・購読新聞・雑誌・愛読書などに関すること

参考元:厚生労働省「公正な採用選考の基本」※一部抜粋

面接時の質問以外にも、筆記テスト・応募シートなど選考に関わる全てにおいて上記項目はNGとされます。
この中でも、とくに注意するべき、NG質問・言葉を紹介するのでチェックしてください。

NG質問例1「尊敬する人は誰ですか?」

ひと昔前は、よく聞いていた企業も多かったのではないでしょうか?
実は、尊敬する人物を尋ねるのは、NG。
“思想の自由”に反する恐れがあるため、質問・グループディスカッション・作文などのテーマに設定してはいけません。

NG質問例2「どんな本を愛読していますか?」

思想・個人の自由権に抵触するリスクがあります。
“愛読している本”が、応募者の適性・仕事内容に関連しない為です。
このような質問が、“基本的人権の侵害”に繋がりかねないので注意しましょう。

NG質問例3「結婚・出産しても働く予定ありますか?」

男女雇用機会均等法に反する恐れがあります。
結婚・妊娠・出産など以外に、「彼女・彼氏はいますか?」「結婚の予定はありますか?」など男性・女性と性別に関わらず “セクシャルハラスメント(セクハラ)”と捉えれる事も考えられます。

NG質問例4「住んでいる○○市って、どんな雰囲気の町ですか?」

本籍・出生地の質問に抵触し、“就職差別”になる恐れがありNG。
出生地は、本人の意思に関係ない事項の為、基本的人権の侵害にあたります。
アイスブレイクの一環として、出生地について聞きやすい質問の為、特に注意しましょう。

まとめ 面接時の基本を押さえれば、適性を見抜ける

面接時に役立つ質問例と、NG質問例を紹介しました。

面接は、企業側・応募者側にとって、「適性を見抜く・モチベアップ」という複数の意味合いを持っています。

ちなみに応募者は、応募・面接前に企業HPを確認し応募・面接に臨む傾向にあります。
なので、採用HPのブラッシュアップ(indeed/Googleしごと検索)が、より応募者の入社意欲を高めると言っても過言ではありません。

採用ページ・indeed・Googleしごと検索について、ぜひRe:achにご相談ください。

PAGE TOP