採用を成功に導くwebならではの考え方
webを活用するだけで採用がうまくいくと言う認識は誤りです。
求人情報をより多くの求職者に見てもらえる機会を作ることは可能です。
また紙媒体と異なりクリックと言う確かな数値で結果を確認できます。
しかし、求人を見てもらった先の情報に魅力がなければエントリーに繋がりません。
自社の採用ページを持つことは、御社の魅力を存分にアピールできる場所ができると言うことです。
求人メディアの掲載では、限られた掲載枠の中に情報を収めなくてはいけません。
正確な情報を記載することで、求職者とのミスマッチも防ぐ事が可能です。
人手不足の昨今において「企業が選ぶ時代」から「企業が選ばれる時代」に変化しています。
その変化は採用に携わる方がみな感じていることだと思います。
採用できる人材を逆算して求めている人材を整理しましょう
一般的に採用する側は「理想の人材」を求めています。
たった1人で会社を劇的に変えてしまうスーパーマンは確かにいます。
ですが、果たして本当にそんなスーパーマンを採用できるでしょうか?
条件をきつく絞りすぎることで、エントリーの機会損失は起きていないでしょうか?
例えば採用するならば「若い」「即戦力」が入社して欲しいと思います。
しかし、「若い」人材ならば転職してしまうリスクもあるはずです。
「即戦力」とはどのレベルの業務をこなせる人材を求めているのでしょう。
実際には「中高年」の方でも「元気」で「熱意」がある人材なら問題ないかもしれません。
「大卒」と募集要項に書いていても、学歴など関係なく教育すれば十分な戦力になるかもしれません。
webにはたくさんの情報を掲載できます。
この機会に御社にとって、本当に必要な人材の再定義を行ってみては如何でしょうか?
とある建築会社が陥ったIndeed掲載の失敗
地方の建築会社様の相談を受けた時のお話です。
小規模な事務所のため採用できる枠には限りがありました。
また、現場に直接出ている方が多く、教育面のコストから出来るだけ即戦力を募集していました。
「20代」「実務経験有り」「資格保有者」「大卒」など出来るだけ理想の人物像を描き求人情報を配信していたようです。
結果これまでの求人広告では、殆ど反応がなく、エントリーがあっても人物像がマッチせず採用には至らなかった様です。
建築業界と言う特殊な業界で、どこの企業も欲しがるような人材に巡り合うのは難しいでしょう。
この条件をそのままIndeedに掲載したところ、とても多くの求職者に広告が掲載されている事がわかりました。
しかし、エントリー状況はこれまでのメディアと同じで大きな変化はありませんでした。
webだからできるリアルタイムの情報更新
web採用を初めた当初は同じ条件で募集を開始しました。
しかし、結果としてはエントリーは無く、紙媒体では確認出来なかった、求人情報を閲覧している回数がわかっただけでした。
しかし、それでも多くの閲覧数があった事。
解析ツールから20代よりも圧倒的に40代〜50代の閲覧回数が多かった事がわかりました。
そこで、実務経験などの条件は変えずに対象年齢を50代まで引き上げたところ多くの反響がありました。
また、その結果に合わせて「資格保有者」から「働きながら資格取得をサポート」すると言う内容に変更したところ、似た業界での実務経験を持った方を採用できました。
即戦力とはなりませんでしたが、教育期間は想定よりも短く、今では戦力として活躍しています。
これまでの発想からの脱却
IndeedやGoogleしごと検索などは多くの求職者に閲覧してもらう機会を作れます。
しかし、それはスタートでしかなく、ホームページからはたくさんの情報を取得できます。
webを活用した求人採用も掲載先が変われば、自然と対策が変わってくるはずです。
媒体の特色を掴みユーザーの気持ちに刺さる求人情報の掲載が必要不可欠です。
これまでの採用条件を見直すことでより多くの採用の機会を得ることができるはずです。
Re:achではサイト制作のプロとして御社の魅力を存分にアピール出来るように共に考え採用のお手伝いをさせて頂いております。