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社員採用で知っておきたい! キャリアアップ助成金とは?

社員採用で知っておきたい! キャリアアップ助成金とは?

採用活動をしたいけど、予算が足りなくて困っていませんか?
「もっと予算があれば、社員採用もスムーズにできるのに…」と思いますよね。

そこで是非オススメなのが今話題の「キャリアアップ助成金」
社員スタッフのキャリアアップを目的にできた助成金制度の一つです。
これは条件を満たすと、非正規労働者を正社員転換させると、国から助成金として、約21万~72万を支給されます。
実際に、この21万~72万の助成金を受給し、採用費用に充てる企業も多いと言えるでしょう。
今回は、「キャリアアップ助成金」について、その内容と支給条件を紹介します。

社員採用に必見! キャリアアップ助成金とは?

国が定めているキャリアアップ助成金は、全部で7種類のコースがあります。
今回は、アルバイト・契約社員スタッフなどの非正規雇用を正社員転換させると受給できる「正社員化コース」について解説します。

キャリアアップ助成金の目的とは?

この助成金が確立されたのは「非正規雇用の格差の改善と経済成長」が目的です。
理由として、非正規雇用は、正規雇用と比べ「賃金が低い、雇用が不安定・スキルアップが難しい」と言えますよね。
なので、「働く意欲・能力のある非正規雇用を正規雇用に転換することで、待遇改善と経済成長ができるのではないか?」と国側が判断しキャリアアップ助成金が確立したと言われます。

助成金の支給金額は?

支給金額は、1人あたり21万3,750円~72万円です。

ただし、「無期」「正規」「中小企業」「大企業」「生産性の向上」など、契約内容・企業の資本金・規模によって変動します。

例えば、有期雇用で採用した契約社員を、正社員に転換すると72万円支給されます。
※所定条件・中小企業・生産性の向上が認められる場合。※詳細URL参照。

この支給されるお金については、使用用途自由とされるため、これからの採用費用にも充てられます。

支給金額・条件については、必ず、ハローワークもしくは都道府県労働局などに問い合わせてみましょう。

参考URL:厚生労働省:「キャリアアップ助成金

支給条件とは?

キャリアアップ助成金の支給条件を紹介します。
(以下一部抜粋しています。詳細は厚生労働省のURLを参照ください。)

【労働者の条件】

  • 契約社員、アルバイトなどの雇用形態で6か月以上勤務する
・正社員になる約束で採用されていない
  • 正社員として、その企業で雇用された事がない
  • 企業の事業主や取締役の3親等以内に親族がいない

【企業側の条件】

  • キャリアアップ助成金に準した労働協約・就業規則を規定
  • 正社員転換前6か月・転換後6か月以上雇用し、給与を支給する。
  • 正社員転換後の給与が、転換前の給与より5%以上アップすること
  • 転換日の前日から起算して6カ月前の日から1年まで、事業主の都合で労働者を解雇したことがない。

このように、条件が設定されています。
もし、これらの条件に該当する社員がいる場合は、一度キャリアアップ助成金を検討してはいかがでしょうか?

参照:厚生労働省「キャリアアップ助成金

キャリアアップ助成金の支給フローとは?

大まかに下記のような申請フローとなります。

  1. キャリアアップ計画書の作成
  2. 就業規則・労働協約を見直す
  3. 規定に基づき、転換・雇用における試験を実施する
  4. 正社員転換・雇用をする
  5. 正社員転換後6カ月給与を支払う
  6. 2カ月以内に支給申請をする
  7. 支給決定~

まとめ

いま話題のキャリアアップ助成金について解説しました。
正社員化コースでは、非正規雇用のスタッフを、正社員転換すると1人あたり21万3,750円~72万円を受給できます。

助成金の使用用途は自由なので、今後の採用活動のための予算にも使えますよ。
例えば、採用サイトの作成・リニューアル、indeedの有料枠での掲載・Googleしごと検索の利用はいかがでしょうか?
きっとより多くの応募者と出会えるはずです。

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